白馬岳登山オフ(その1)

マシン

2008年08月04日 07:00

7月23、24日と白馬岳へ登ってまいりました。










事の発端は、7月5日に行われた『富士山登山オフ』の後の登山成功記念祝賀会の席上だったと・・・

yn223さん『今度は白馬で~♪』(^^)

この時点では、(自分も参加メンバーで)本当に実行される事になるとは、全く考えていなかったのですが、その後、とんとん拍子に話が進み・・・

一番の難関と思われたカミさんからも『せっかくだから行ってくれば良いしょ!』とあっさり参加の許可が下りて、1週間前に、靴の慣らし&トレーニングに『こんな事』したりして、本番を迎えることとなったのでした。


登山前日、某所にオヤヂ4名が集結し、一路、大雪渓の登山口になる『猿倉』を目指します。途中、中央道が事故で通行止めというハプニングもありましたが、何とか4時過ぎには『猿倉』に到着。。。

朝ごはん食べて、荷物の準備して・・・




5時半前から登り始めます。


トレッキングと登山・・・今回の私たちのは『登山』ということになります。


途中こんな景色を見ながら~




猿倉を出てから、約1時間で『白馬尻』に到着です。
私、この時点でバテバテです



白馬尻で小休止の後、15分ほどで『大雪渓』の末端に到着~
ここからアイゼンを装着しての雪渓歩きが始まります。


あとは、ひたすら雪渓を登ります

雪渓を吹き降ろす風は雪で冷やされるので基本的には涼しいのですが、時々、横方向から生温い風が~
雪渓の両側の岩壁から吹き降ろす風は、雪で冷やされないので、生温いようでした。



大雪渓の最後の方は、足が上がらなくなってきましたが、
9時過ぎ、何とか『大雪渓』を登りきりました。
(所要時間は、ほぼコースタイム通りの2時間でした)




で、ここで小休止して、アイゼンを外して再び登り始めます。
その直後、段差の大きい岩場を登るために、左足で蹴り上げた瞬間、ふくらはぎの辺りから『ブチッ』という感覚が

一瞬、トレッキングポールが当たったのかなぁとも思いましたが違います。
はて?と思って、一歩歩くと左足に痛みが・・・やっと事態が把握できました

以前肉離れを起こしたときと全く同じ感覚。正直、ヤバイと思いました。

一瞬、『ヘリコプターで強制下山』も頭をよぎりましたが、一方で、「そうなったら費用はいくら請求されるんだろう???」などと妙に冷静だったり・・・

だましだまし、歩いて足の状況を確かめてみて、まぁ何とかなりそうという感じでしたので、このあとは、左足をかばいながら、無理せずゆっくり登ることとしました。


この後は、なおぷうさん、わいえすさん、yn223さんには、先に行って頂いて、ひたすらマイペースで登ります。

左足をかばいながら、かと言って右足に負担を掛けすぎて、右足を負傷したらシャレにならないので、本当に慎重に登りました。
なので、写真もあまり撮ってません

1時間後・・・
大雪渓からサッパリ進んでません
痛みを我慢しながら、だましだましですのでしょうがないです。



更に1時間後・・・
村営の『白馬岳山頂宿舎』が見えてきましたが、ここからの登りもキツイ



途中、お花畑???




更に1時間後・・・
村営の『白馬岳山頂宿舎』に到着して小休止。
ここで、私は大きな勘違いをしてしまいました。他のお三方は、この小屋の裏手にあるテント場にいらしゃったのですが、疲労と痛み等などで思考回路が麻痺した私は、何故かここから20分ほど登った白馬山荘で、皆さんがお待ちなのだと思い込んでいました。

村営小屋から5分ほど登ると稜線に出て


ここからダラダラと坂を登ります。

村営小屋から普通なら20分程度の様ですが、左足をかばいながらです。30分くらいはかかりました。白馬山荘に着いて、「テント場は?」と尋ねて、村営の『白馬岳山頂宿舎』のほうにあるよ~と言われて、我に返りました・・・この時点で12:50。

13:00になって着かなかったら、「救助隊出すからね~」ということになっていたので、他の皆さんに余計な心配かけてはマズイ!ということで、必死に村営小屋へ向けて下ります。

村営小屋の前をきょろきょろしていると、なおぷうさんが「マシンさ~ん」と・・・安堵しました


結局、大雪渓が終わってから、テン場がある村営小屋まで3時間半ほど(白馬山荘の往復は除く)要しましたが、お花畑も記憶に無く・・・

でも、無事に着けてほっとしたのでした。



つづく




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